ドーピング違反で資格停止期間終了の中国・孫楊が復活宣言で歓迎の声「お帰りなさい!」

孫楊は東京五輪にも出場できなかった

競泳男子の五輪金メダリストで、ドーピング違反で資格停止となった孫楊(中国)が〝復活宣言〟だ。

孫はドーピング検査の際、検体の入った容器を破壊し妨害したとして、20年2月に4年3か月の資格停止処分となった。すでに今夏のパリ五輪出場は不可能となっていたが、中国メディア「羊城派」によると、5月28日で停止期間が終了。同日、孫は中国メディア「The Paper」の独占インタビューに応じ、「過去4年間は後悔と収穫があったが、長くて大変だった。今後は競技に戻り、自分自身に挑戦し、新たな旅を続けることを決意した」と語った。

また孫のマネジメント担当者による公式ウェイボーが練習の様子を公開。「自分を超え、競泳選手は恐れを知らない」と投稿した。

2028年ロス五輪では36歳になっている孫。中国のウェイボー上では「孫楊が帰ってきた!」がトレンド入りし、「お帰りなさい!」「応援しています!」といった声が並んだ。

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