「文化を盗む、先祖の相当数が中国人」と“嫌韓発言”を連発した中国人タレント、訪韓するやいなや釈明開始

韓国でタレントとして活動したこともある中国インフルエンサー、張玉安(40)が“嫌韓発言”について釈明した。

5月28日、中国のニュースを紹介するあるユーチューバーは自身のチャンネルに、張玉安の釈明が収められた映像を共有した。

その映像で張玉安は、「すでに韓国に到着した。韓国で何があったのか、何も知らないまま韓国に到着した。韓国メディアが報道するよう強調していたが、実際に報道されるとは思ってもいなかった」と話した。

続けて「さっき韓国に到着して仕事をしようとしたが、韓国のリアルタイム検索に上がったと聞いて、率直に言ってとても大きな衝撃を受けた」と述べた。

また「時間が少し欲しい。私の本当の気持ちを表したい。同時に私が固守するひとつの原則は、“両国の民間関係がさらに良くなることを願う”ということだ」と説明した。

張玉安の“嫌韓発言”とは?

(写真提供=OSEN)張玉安

張玉安が釈明することになったのは、最近、彼が個人チャンネルの放送で「まもなく韓国を訪問するだろう。(韓国人が中国文化を)盗むことについても聞く」と発言したからだ。

当時、彼は「明、宋の時代の皇帝の服を着て、韓国の宮殿に行って一度歩き回ってみる。まるで視察に来たような感じで地下鉄に乗ったり、繁華街や王宮を歩いたりして、中国男子の服装の美しさを披露したい」と語った。

それと共に「K-POPガールズグループIVE(アイヴ)の新曲ミュージックビデオティーザー映像のワンシーンが、万人坑(日本軍の集団虐殺地のこと)を思い出させる。間違いなら釈明しなさい。韓国で誰でも捕まえて確認して、3~4代も遡れば、その先祖の相当数が中国人」というとんでもない主張を続けた。

さらに彼は「韓国メディアが好きなだけ報道しても、まったく問題がない」と、堂々とした様子を見せていた。

しかし今回、韓国に入国して突然態度を改めた。「両国の民間関係がさらに良くなることを願う」という本人の“原則”と真逆の嫌韓発言をした張玉安を韓国の人々が受け入れるのか、注目だ。

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