アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、サウジ・プロフェッショナルリーグの得点王となった。
現地時間5月27日にサウジ・プロフェッショナルリーグ最終節が行われ、アル・ナスルはホームでアル・イテハドと対戦した。この試合に主将として先発出場したC・ロナウドは45＋3分、ロングパスに反応し胸でボールを収めると、そのままの勢いでゴールに押し込んで先制点となるゴールを挙げる。
そして69分、クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチが右からのコーナーキックを蹴ると、C・ロナウドがヘディングで叩き込んでこの試合2ゴール目を記録した。この活躍もあり、試合はアル・ナスルが4－2というスコアでアル・イテハドを下した。
C・ロナウドは、この試合で記録した2ゴールでリーグ戦35ゴールとし、これまで1シーズンのリーグ最多得点記録である34ゴールを抜いて新記録を打ち立てた。また、サウジ・プロフェッショナルリーグの得点王となったことにより、4つのリーグで得点王に輝いた史上初の選手となった。
C・ロナウドはこれまでのキャリアで、マンチェスター・ユナイテッド所属時にプレミアリーグで1回、レアル・マドリード所属時にラ・リーガで3回、ユヴェントス所属時にセリエAで1回、3つのリーグで得点王を獲得していた。
なお、アル・ナスルはリーグ戦34試合で26勝4分4敗という成績を残し、リーグ2位で2023－24シーズンを終えた。リーグ戦31勝3分0敗と無敗で終えたアル・ヒラルがリーグ優勝を果たしている。
