ポーランド、ウクライナ派兵を排除すべきでない=外相

[ワルシャワ 28日 ロイター] - ポーランドのシコルスキ外相は、ポーランドはウクライナへの派兵を排除すべきでないとの考えを示した。具体的な役割には言及しなかった。

北大西洋条約機構(NATO)加盟国は、ロシアによる侵攻に対しウクライナに資金と武器の提供を確約しているが、派兵については可能性を否定している。

シコルスキ外相はインタビューで、ポーランドにウクライナ派兵の用意があるか問われると「排除すべきではない。プーチン(大統領)にわれわれの意図を推し量らせるべきだ」と述べた。

インタビューは28日付のポーランド紙「ガゼタ・ヴィボルチャ」、イタリア紙「ラ・レプッブリカ」、スペイン紙「エル・パイス」に掲載された。

フランスのマクロン大統領は2月にウクライナへの部隊派遣に言及し、西側の軍が支援できる分野としてウクライナ軍に対する現地での訓練を挙げていた。

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