能登半島地震被災地でも窃盗か ベトナム人グループが貴金属など盗み逮捕【長野】

能登半島地震の被災地でも窃盗をしたとみられています。
長野市の空き家に侵入し、貴金属を盗んだ疑いでベトナム国籍の男5人が再逮捕されました。

邸宅侵入・窃盗の疑いで再逮捕されたのは、解体作業員のブイ・ヴァン・クオン容疑者(35)などベトナム国籍の男5人です。
5人は4月3日、長野市内の空き家に侵入し、およそ2万1000円相当のブローチやペンダントなど5点を盗んだ疑いが持たれています。
警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

長野のほか、新潟・富山・石川・栃木県で相次いでいる窃盗事件にも関与している可能性があり、5つの県警が合同・共同捜査をしています。
5人は車2台を使っていて、ナンバープレートを付け替えていた可能性があるということです。能登半島地震で被災した家屋にも盗みに入っているとみて警察が余罪について捜査しています。

5人は再逮捕された事件の発生と同じ先月3日に、別の長野市内の住宅から現金10万円などを盗んだ疑いですでに逮捕されていて、今回が2回目の逮捕です。

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