【ガーデニング】初夏の庭に迎えたい「涼やかブルー系の花」厳選7種<多年草・一年草・低木>

清々しさあふれる魅惑の青い花

青い花は清涼感があり洗練された印象を与えます。しっとりと落ち着いた色合いは夏の暑さを和らげ、初夏の庭をエレガントな雰囲気に。

日が昇る前の早朝にはさらにその青は深みを増し、涼やかで神秘的な美しさです。今回は夏の庭を清々しく彩る、おすすめのブルー系の花たちを、参考価格などの情報とともに紹介します。

記事後半にはブルー系の花を引き立てる花色の組み合わせもお伝えしますので、初夏の庭づくりの参考にしてくださいね。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

この記事で紹介する「ブルー系の花」にまつわるあれこれ

【写真1枚目】梅雨の風物詩「アジサイ」他、2枚目以降の写真で紹介します「初夏の庭を爽やかに彩るブルー系の花」

初夏の庭に迎えたい「涼やかブルー系の花」

  • フレンチラベンダー
  • サルビア・ファリナセア
  • アジサイ
  • カンパニュラ
  • エキウム
  • アガパンサス
  • ルリマツリ

ブルー系の花を引き立てる花色

  • ブルー系✖ホワイト系
  • ブルー系✖ピンク系
  • ブルー系✖イエロー系

初夏の庭に迎えたい「涼やかブルー系の花」<多年草・一年草・低木>

フレンチラベンダー(低木)

ウサギの耳に似た花穂が愛らしい「フレンチラベンダー」
  • 学名:Lavandula stoechas
  • 科名・属名:シソ科ラベンダー属
  • 開花期:5~8月ごろ

ウサギの耳に似た花穂が愛らしいフレンチラベンダー。数多いラベンダーの中でも耐暑性に優れ、日本の夏でも元気に育ちます。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

サルビア・ファリナセア(一年草扱いの多年草)

凛と立ち上がる青い花がスタイリッシュな「サルビア・ファリナセア」
  • 学名:Salvia farinacea
  • 科名・属名:シソ科アキギリ属
  • 開花期:5~10月ごろ

サルビア・ファリナセアは半年近く咲き続け、凛と立ち上がる青い花がスタイリッシュ。本来は多年草ですが、寒さがやや苦手なので一年草として扱われています。

※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗)

アジサイ(低木)

梅雨シーズンの定番花「アジサイ」
  • 学名:Hydrangea macrophylla
  • 科名・属名:アジサイ科アジサイ属
  • 開花期:6~9月ごろ

雨にしっとり濡れながら咲く姿が、梅雨時期の風物詩となっているアジサイ。日本原産で庭木として欠かせない存在です。

※参考価格:1000~2000円前後(5号ポット苗)

カンパニュラ(一年草または二年草)

ベル型の可愛らしい花を咲かせる「カンパニュラ」
  • 学名:Campanula
  • 科名・属名:キキョウ科ホタルブクロ属
  • 開花期:5~7月

カンパニュラは長く伸びた茎に咲く釣り鐘形の花が特徴。咲き終わった花からこぼれ落ちた種で、翌年もまたカワイイ花を咲かせます。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

初夏の庭を爽やかに彩る「美しいブルー系の花」<多年草・一年草・低木>

エキウム(一年草/二年草/多年草)

ツボミはピンクで咲き進むにつれてブルーに色が変わる「エキウム」
  • 学名:Echium vulgare
  • 科名・属名:ムラサキ科エキウム属
  • 開花期:4~7月ごろ

ツボミはピンクで咲き進むにつれてブルーに色が変わるエキウム。甘い蜜を求めて蝶や蜂がよく集まってきます。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

アガパンサス(多年草)

  • 学名:Agapanthus
  • 科名・属名:ヒガンバナ科ムラサキクンシラン属
  • 開花期:5~8月

アガパンサスは長い茎の先端に咲く花が華やか。スッと立ち上がる姿が優雅で、大株に育つので庭の主役にピッタリです。

※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)

ルリマツリ(低木)

ブルーの小花が房咲きして手まり状になる「ルリマツリ」
  • 学名:Plumbago auriculata
  • 科名・属名:イソマツ科ルリマツリ属
  • 開花期:5~11月

ブルーの小花が房咲きして手まり状になるルリマツリ。半つる性の植物なので、フェンスなどにからめて咲かせるのがオススメです。

※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

ブルー系の花が引き立つ!組み合わせたい花色はどんな色?

ブルー系✖ホワイト系

ブルー系✖ホワイト系(イメージ)

白い花:ユリ・ニチニチソウ・ガウラ・エリゲロン・ニーレンベルギアなど

青だけでも涼しげですが、白を合わせることでより上品で洗練された印象に。まさに夏ガーデンにピッタリなカラーコーディネートと言えるでしょう。

静けさを感じさせる青に純白の白が加わることで、清潔感があり落ち着きのある庭になります。

ブルー系×ピンク系

ブルー系×ピンク系(イメージ)

ピンクの花:バラ・インパチェンス・ダイアンサス・ペンタス・バーベナなど

青とピンクは波長が合う色彩で、冷たく見えがちな青い花を周囲のピンクがふんわりと包み込み、柔らかくロマンチックな風景を作り出します。

凛とした強さのある青と優しいピンクがうまく溶け合い、安定感のある穏やかな庭になるでしょう。

ブルー系✖イエロー系

ブルー系×イエロー系(イメージ)

黄色の花:カレンデュラ・ルドベキア・ジニア・マリーゴールド・ナスタチウムなど

青と黄色は「補色」といって、明度や彩度が対照的な関係にある色。補色の組み合わせはお互いに引き立て合い、躍動感や活気を感じさせます。

鮮やかなコントラストがインパクト抜群で、明るく快活な夏の庭を表現するのに効果的です。目立ちやすい黄色をやや控えめな分量にすると、バランスがよくなります。

「涼やかブルー系のお花」を迎えて、初夏の庭を爽やかに

夏の庭に涼やかな彩りを添えるブルー系の花をお迎えしてみませんか?清涼感のある色合いに、思わず暑さを忘れてしまいそうになるかもしれませんよ。

青い花で濃淡をつけたり、ほかの花色とコラボさせたりして、初夏の庭を爽やかに演出してみませんか。

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