【ライヴレポート】LUNA SEA、地元スタートの35周年ツアー2日目は当時“終幕”へと突き進んだ<BRAND NEW CHAOS>に新たな光

LUNA SEAにとって過去最大規模となるツアー<LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA>の<EPISODE 1>が5月25日および26日の神奈川・相模女子大学グリーンホール 大ホールにて幕を開けた。初日公演に続いて、2日目公演のレポートをお届けしたい。

2023年、『MOTHER』『STYLE』のアルバムツアー再現をコンセプトとした<DUAL ARENA TOUR 2023>を開催したLUNA SEAは、全国各地で感動を巻き起こした。そのファイナル公演でRYUICHIが「来年、過去最大規模のツアーを行います」と予告していたとおり、結成35周年を迎える2024年、『MOTHER』『STYLE』に加え、『IMAGE』『EDEN』『SHINE』『LUNACY』という2000年の“終幕”までに発表されたすべてのアルバムツアーを甦らせることを決定した。

<LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA>というタイトルが意味するように、時代から時代へ、縦横無尽に行き来しながら未来へ進んでいく長い旅。前代未聞の挑戦となるツアーが、ついに幕を開けた。まず『MOTHER』『STYLE』『SHINE』『LUNACY』を再現する<EPISODE 1>の始まりは、LUNA SEAが初ライヴを行ったライヴハウスである東京・町田プレイハウスにほど近い神奈川・相模女子大学グリーンホール 大ホールから。初日のファンクラブ限定公演を経て5月26日、アルバム『LUNACY』のツアーである<BRAND NEW CHAOS>を掲げたライヴのレポートをお送りする。

予定時刻を少し過ぎた頃、会場に硬質なドラムビートを軸としたインダストリアルテイストのSEが流れる。2000年当時の<BRAND NEW CHAOS>で使われていたものと同じSEだ。2000年といえば、会場に集まった誰しもの頭に思い浮かぶのが、同年12月27日に訪れたLUNA SEAの“終幕”だろう。その東京ドーム公演後、メンバーは別々の道に進み、LUNA SEAは7年間の眠りにつくことになる。その選択を前に5人がギリギリで均衡を保っていた<BRAND NEW CHAOS>と、35周年のLUNA SEAがリンクする歴史的な夜が始まった。

メンバーがゆっくりと姿を現し、定位置について1曲目に放ったのは、『LUNACY』のオープニングナンバー「Be Awake」。一気にエネルギーを爆発させるイントロから、早くもSUGIZO(G)、J(B)、INORAN(G)がステージとフロアの際まで飛び出してくる。RYUICHIが歌う疾走感溢れるメロディに合わせてオーディエンスが一斉に手を差し伸べ、会場の温度が急激に上昇した。

間髪入れずSUGIZOが骨太なリフを奏で、「Sweetest Coma Again」へ。赤と緑のレーザーが妖しげに舞う中、地を這うJのベースラインと真矢の分厚いビートが会場を蹂躙していく。ホールという距離感の近さだからこそ、ステージに渦巻くグルーヴの凄まじさがビリビリと肌に伝わってきた。24年ぶりに封印を解かれた『LUNACY』を、まだメンバー自身も制御しきれていない…そんな緊張感が感じられるのも、初日ならではの醍醐味だ。

「ついに始まった35周年ツアー! 相模原、元気だったか?! 今日は<BRAND NEW CHAOS>の初日だから。ともに新しい時代を作りましょう」──RYUICHI

真矢のタイトなドラムで始まる「KISS」では、SUGIZOのロングトーンとINORANのアルペジオ、Jのフレージングが織りなす有機的なアンサンブルで魅了。RYUICHIも情熱的に歌い上げ、妖艶なムードに塗り替える。かと思いきや、一転して「My Lover」では印象的なリフで駆け抜けるハードモードに。そこから、SUGIZOのリフとRYUICHIの伸びやかなメロディが宇宙を描く「FEEL」のサウンドスケープに酔い痴れた。

2000年代のヘヴィネスを刺激として吸収しつつ、ヘヴィなだけでは終わらない重層的で実験的なアレンジは、今の時代に聴いてもジャンルで括ることはできない。同時に、どの時代のLUNA SEAとも似ていない無二の色を持っている。当時のLUNA SEAが、新しい音楽を求めてオリジナリティをいかに追求していたかを改めて体感した。

「俺たちの2000年の扉を開けてくれたナンバー」と紹介された「gravity」から、会場の空気はさらにディープに深まっていく。「gravity」のアウトロでRYUICHIが鮮烈なフェイクを重ねて圧倒したあと、Jと真矢が淡々と5拍子を刻む「be gone」は、「TONIGHT」のカップリングというレア曲だ。変拍子が導く不穏さとRYUICHIの低い声が、静かな狂気とでも言うべき迫力を孕む。真矢のドラムで締めてからSUGIZOとINORANのアコギパートに切り替わるアレンジも、LUNA SEAらしい意表を突く展開。ステージ上に椅子が用意され、SUGIZOとINORANが並んで奏でるギターの澄んだ音色が響き渡った。

その余韻が漂う中、荘厳な雰囲気で『LUNACY』の核と言える「VIRGIN MARY」へ。張り詰めた緊迫感から、徐々に昂ぶっていくサウンドが会場中を飲み込む。マイクスタンドを握りしめたRYUICHIの渾身の歌声は祈りにも叫びにも聞こえ、2000年当時とは違う気迫に満ちていた。5人がせめぎ合って生まれる一瞬の奇跡ではなく、支え合いながら上り詰める果てしない高み。圧巻の演奏に息を呑みつつも、たしかな愛情に抱かれ、前半を終えた。

20分の休憩を挟み、真矢のドラムソロが後半戦の口火を切った。満場の「真矢!」コールを湧かせたあと、Jが登場してのベースソロタイムで熱気はどんどん上昇。その勢いのままに、真矢のドラムから「INTO THE SUN」になだれ込んだ。SUGIZO、INORAN、Jがユニゾンするパートで重戦車のような音圧を浴び、突き抜けるサビでは目眩くメロディが降り注ぐ。終幕前のラストシングル「LOVE SONG」のカップリングとして生まれた楽曲が、完全にポジティヴなパワーを持って輝いていた。

続いて披露された「I for You」は、言わずと知れたLUNA SEAのマスターピースながら、昨年のアリーナツアーでは演奏されなかった1曲だ。久しぶりに聴き、色褪せない名曲の尊さを堪能した観客も多かったに違いない。

「当時、自分たちにしかできない想いを持ってツアーに傾けた情熱が、芯に残ってるんだよね。だから、久しぶりにやっても、思い出したり、また新しくなったり。当然、今日来てくれているみんながひとりでも変われば、きっとコンサートは変わっていくと思うので。これから、みんな楽しみだね!」──RYUICHI

そう意気込みを語ったあと、「行くぞー!」と煽ってギアを上げるRYUICHI。SUGIZOとJの掛け合いコーラスに会場が沸いた「a Vision」、タイトルコールでオーディエンスに火がつく「TIME IS DEAD」と、アグレッシヴなナンバーを畳みかける。息をつかせる間もなく本編ラストに、「I for You」同様去年は演奏されていなかったキラーチューン「TONIGHT」が投下された。前に出たINORANがリフをかき鳴らすや否や、熱狂はピークに。後半には特大のシンガロングが響き、感動と興奮の中で本編を終えた。

アンコールの声に呼ばれ、再び登場した5人は清々しい笑顔を浮かべていた。「俺たちが出会った町田プレイハウスは東京でしたけど…なんなら神奈川にしちゃってもいいかな(笑)」と地元ネタで笑いをとりつつ、「そういう場所で俺たち5人が出会って、ドームをやったりいろいろな道程があって。去年はアリーナツアーも復活したし、今年は41本ですよ!」と熱く告げるRYUICHI。メンバーにとっても、初ライヴ記念日である5月29日を前に、地元から新たなツアーを始められる喜びは大きかったに違いない。

こみあげる万感の想いを込めて贈られた「LOVE SONG」は、“終幕”前のラストシングルという肩書きを忘れさせるほど優しい温もりを湛えていた。“♪ララ~”の大合唱に耳を傾ける5人と、今の想いを歌声にして届けるオーディエンス。しっかりと絆を確かめ合い、メンバー紹介タイムでは5人がそれぞれの心境を語った。

「35年目にして再確認しました、おまえら本当に最高だぜ! まだ2本目にしてこの完成度って、ファイナルを迎えたら、どうなるかわかんねえな(笑)!…もう感無量です。ファイナルまできっちり愛し合いましょう!」──真矢

「真矢くんの言うとおり、感無量です。言葉はいらないね。みんなとともに、もう行くしかないでしょ! 35年経つと、すべての瞬間、すべての景色が愛おしいんだよね。一瞬一瞬、一音一音を、みんなと楽しんでいきたいと思います」──J

「これからすっごく楽しみです。INORAN兄さんも年を重ねてきて、涙腺が弱くなっちゃって(笑)。このツアーは、思いっきり泣いて、思いっきり笑って、思いっきり叫んで、LUNA SEAという場所を思いっきり楽しんでいってください!」──INORAN

「みんなどうもありがとう。今回、<ERA TO ERA>です。1990年代に僕らがやってきたすべてのアルバムのツアーを再現しています。RYUが以前言いましたね、“過去に答えがあった”って。20年前、25年前、30年前に俺たちが命を懸けて作ってきたものが、今の俺たちを救ってくれていて、今の俺たちを未来に導いてくれます。一緒に<ERA TO ERA>を完走して、LUNA SEAの未来を見ましょう」──SUGIZO

「俺たちの絆を思うと…たぶん最初のライヴから来てくれてる人たちもいるし、最近ファンになってくれた人もいるし、親子で来てる人もいてさ。この35年の間にたくさんの歴史をともにしてきたわけじゃない? だから、今もこうして俺たちがステージに立たせてもらってるわけで。本当にいつもありがとう。そして、このツアーが終わる頃に、たくさんの会場でみんなが“あぁ、一緒に作ってよかったな”と思えるツアーに絶対するから。絶対にするから! みんな、41本楽しんでいこうぜ!」──RYUICHI

そのままRYUICHIが「かかってこい!!」と叫んで突入した「WISH」では、昨年のツアーに引き続き、“#LUNAPIC”タイムとしてスマホでの静止画撮影が解禁となっていた。舞い落ちる銀テープをはじめ、ここぞとばかりに客席に接近して煽るSUGIZO、背中を寄せ合うRYUICHIとINORANなど、まさにシャッターチャンスだらけ。カメラどころか目が幾つあっても足りないという嬉しい悲鳴が聞こえてきそうなほど、多幸感に満ち溢れていた。

インターバルを挟み、ライヴを締め括ったのは、アルバム『LUNACY』のラストナンバー「Crazy About You」だった。“溢れる想いを抱いて” “果てない夜を越えて”という歌詞に、LUNA SEAが歩んできた波乱の道程とその重みに想いを馳せずにいられない。全力で歌い上げるRYUICHIを包み込むように、SUGIZOのギターソロや、INORAN、J、真矢の奏でる音が優しく重なっていく。ひときわダイナミックで力強いグルーヴから、辿りついた35周年への感謝と、ここから始まる挑戦への情熱が漲っているのを感じた。

<EPISODE 1>から<EPISODE 2><EPISODE 3>へ、ツアーは11月まで続く。あらゆる時代と交わる未知のツアーの中で、LUNA SEAはどんなふうに進化し、何を掴むのか。35年前に生まれた土地に新たな意志を刻みつけ、自分自身の歴史に挑むLUNA SEAの旅は、今まさに始まったばかりだ。

取材・文◎後藤寛子
撮影◎田辺佳子

■<LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA -EPISODE 1->

5月25日(土) 神奈川・相模女子大学グリーンホール 大ホール
open17:00 / start18:00 ※SLAVE会員限定公演
<SHINING BRIGHTLY>
5月26日(日) 神奈川・相模女子大学グリーンホール 大ホール
open16:00 / start17:00
<BRAND NEW CHAOS>
6月01日(土) 宮城・仙台サンプラザホール
open17:00 / start18:00
<SHINING BRIGHTLY>
6月02日(日) 宮城・仙台サンプラザホール
open16:00 / start17:00
<BRAND NEW CHAOS>
6月07日(金) 群馬・高崎芸術劇場 大劇場
open17:30 / start18:30
<MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE>
6月09日(日) 千葉・市川市文化会館 大ホール
open17:00 / start18:00
<UN ENDING STYLE>
6月14日(金) 高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール
open17:30 / start18:30
<MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE>
6月16日(日) 香川・レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホール
open17:00 / start18:00
<UN ENDING STYLE>
6月21日(金) 滋賀・滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 大ホール
open17:30 / start18:30
<MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE>
6月22日(土) 岐阜・長良川国際会議場 メインホール
open17:00 / start18:00
<UN ENDING STYLE>
6月29日(土) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
open17:00 / start18:00
<SHINING BRIGHTLY>
6月30日(日) 兵庫・神戸国際会館 こくさいホール
open16:00 / start17:00
<BRAND NEW CHAOS>
7月06日(土) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール
open17:00 / start18:00
<SHINING BRIGHTLY>
7月07日(日) 福岡・福岡サンパレス ホテル&ホール
open16:00 / start17:00
<BRAND NEW CHAOS>
7月13日(土) 沖縄・沖縄コンベンションセンター 劇場
open17:00 / start18:00
<EPISODE 1 -FINAL- DAY1>
7月14日(日) 沖縄・沖縄コンベンションセンター 劇場
open16:00 / start17:00
<EPISODE 1 -FINAL- DAY2>

■<LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA -EPISODE 2->

7月27日(土) 新潟・新潟県民会館
open17:00 / start18:00
<IMAGE or REAL>
7月28日(日) 新潟・新潟県民会館
open16:00 / start17:00
<SEARCH FOR MY EDEN>
8月03日(土) 石川・本多の森 北電ホール
open17:00 / start18:00
<MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE>
8月04日(日) 富山・オーバード・ホール 大ホール
open17:00 / start18:00
<UN ENDING STYLE>
8月10日(土) 広島・上野学園ホール
open17:00 / start18:00
<IMAGE or REAL>
8月11日(日) 広島・上野学園ホール
open16:00 / start17:00
<SEARCH FOR MY EDEN>
8月18日(日) 大阪・フェスティバルホール
open17:00 / start18:00
<IMAGE or REAL>
8月19日(月) 大阪・フェスティバルホール
open17:00 / start18:00
<SEARCH FOR MY EDEN>
8月24日(土) 東京・東京ガーデンシアター
open17:00 / start18:00
<IMAGE or REAL>
8月25日(日) 東京・東京ガーデンシアター
open16:00 / start17:00
<SEARCH FOR MY EDEN>
8月31日(土) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru
open17:00 / start18:00
<EPISODE 2 -FINAL- DAY1>
9月01日(日) 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru
open16:00 / start17:00
<EPISODE 2 -FINAL- DAY2>

■<LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA -EPISODE 3->

09月14日(土) 茨城・水戸市民会館 グロービスホール
open17:00 / start18:00
<LUNACY 黒服限定GIG>
09月16日(月/祝) 山梨・YCC県民文化ホール (山梨県立県民文化ホール)
open17:00 / start18:00
<SHINING BRIGHTLY>
09月22日(日) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール
open17:00 / start18:00
<BRAND NEW CHAOS>
09月23日(月/祝) 愛知・名古屋国際会議場 センチュリーホール
open16:00 / start17:00
<LUNACY 黒服限定GIG>
10月04日(金) 三重・三重県総合文化センター 大ホール
open17:30 / start18:30
<IMAGE or REAL>
10月06日(日) 栃木・宇都宮市文化会館 大ホール
open17:00 / start18:00
<SEARCH FOR MY EDEN>
10月11日(金) 福島・いわき芸術文化交流館アリオス アルパイン大ホール
open17:30 / start18:30
<LUNACY 黒服限定GIG>
10月15日(火) 埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール
open17:30 / start18:30
<SHINING BRIGHTLY>
10月16日(水) 埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール
open17:30 / start18:30
<BRAND NEW CHAOS>
10月25日(金) 岩手・さくらホールfeat.ツガワ 大ホール
open17:30 / start18:30
<MOTHER OF LOVE, MOTHER OF HATE>
10月26日(土) 青森・リンクステーションホール青森
open17:00 / start18:00
<UN ENDING STYLE>
11月14日(木) 神奈川・神奈川県民ホール 大ホール
open17:30 / start18:30
<EPISODE3 -FINAL- 黒服限定GIG DAY1>
11月15日(金) 神奈川・神奈川県民ホール 大ホール
open17:30 / start18:30
<EPISODE3 -FINAL- 黒服限定GIG DAY2>

■キャンペーン

▼ステッカーくじ当選商品
A賞:直筆サイン入り 特製アクリルスタンド (各会場2名)
B賞:特製A3ポスター (各会場50名)
参加賞(ハズレなし):メンバー5種ランダムトレカ (全員)
▼各キャンペーンの詳細
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20240523

■<LUNA SEA 35th Anniversary『MEMORIAL TALK & UNPLUGGED SESSION』>

5月29日(水) カルッツかわさき
open17:30 / start18:30
▼チケット
¥5,500
※SLAVE会員限定開催

▼SLAVE会員限定によるストリーミング生配信決定
https://www.lunasea.jp/news/LUN_news_20240517
入会:https://www.lunasea-slave.jp/siteinfo/joinguide

関連リンク

◆LUNA SEA オフィシャルサイト
◆LUNA SEA オフィシャルTwitter
◆LUNA SEA オフィシャルInstagram
◆LUNA SEA オフィシャルFacebook
◆LUNA SEA オフィシャルYouTubeチャンネル

© BARKS, Inc.