投資詐欺3700万円被害 LINEに招待メッセージ 茨城県南地域の男性

土浦警察署=土浦市立田町

茨城県警土浦署は28日、県南地域、契約社員、男性(61)が、交流サイト(SNS)を通じ、投資名目で現金計3723万円をだまし取られたと発表した。同署は詐欺事件として調べている。

同署によると、男性は昨年6月ごろ、携帯電話にLINE(ライン)グループ「中長期投資成長株」への招待メッセージが届き参加。仮想通貨取引所のマネジャーを名乗る者から「言う通りやれば利益が出る」などと投資を勧められ、同取引所社員を名乗る別のアカウントを紹介された。

男性は社員から「投資に必要」と指示され専用アプリをダウンロード。同8月22日までに17回にわたって、指定口座に2050万円を振り込んだ。

男性が投資金を引き出そうとした8月下旬には、社員から「手数料2割の入金が必要」などと言われ、さらに6回にわたり1673万円を振り込み、だまし取られた。

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