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川場村で、小学生が伝統的な衣装を身にまとい、昔ながらの田植えを体験する「田植祭」が行われました。
この催しは、川場村に古くから伝わる稲作文化を子どもたちに伝えようと毎年開かれているもので、川場小の5年生21人が参加しました。
村では、来年度に小中一貫校が開校するため川場小としては、最後の田植祭です。
子どもたちは古来のしきたりに倣い、男の子は白装束に烏帽子、女の子は絣の着物に編み笠を身に付け、豊作を願って歌う「田植え歌」にも挑戦しました。
子どもたちは地元の農家から手ほどきを受けながら、等間隔につけられた印を目安にコシヒカリの苗を一つ一つ丁寧に植えていきました。
初めて田植えを体験する子どもも多く、泥の感触に時おり声をあげながら作業に取り組んでいました。
子どもたちは10月に同じ田んぼで稲刈りを行う抜穂祭に参加し、収穫した米は、おにぎりにしてふるまわれるということです。