議員によるほかの議員や職員などへの威圧的な言動、いわゆる「議会ハラスメント」が各地で問題となっています。
こうした中、大分県別府市では議会ハラスメントを防ごうと条例の制定を目指す動きが始まっています。
28日は市議会議員7人でつくる議会改革推進研究会が開かれ、条例の方針などについて意見が交わされました。
示された草案では、パワハラやセクハラなど、ハラスメント行為の定義や研修の実施などについても言及しています。
別府市議会は若手や女性議員が増加する中で、すべての議員が活動しやすいような環境づくりに努めたいとしています。
研究会では議論を続けながら年内での条例制定をめざす方針です。
この議会ハラスメントどういったものがあるのか見ていきます。
内閣府の調査ではこういったものがあるそうです。
例えば女性議員にだけお茶を入れさせるといったものや、若手議員に対するベテラン議員の「新人は黙っておけ」などの発言が、議員同士のハラスメントの事例としてあげられます。
こうして聞くと多くの方が関係ないと感じるかもしれませんが実は「議員と有権者間」のケースもあります。
例えば有権者が議員に対して支援していることを背景に不必要に体を触るなどといった事例もあるそうです。