避難所設置に停電も 愛知県は夜にかけて警報級の大雨になる可能性 気象台が注意を呼びかけ

テレビ愛知

5月28日にかけて、愛知県で警報級の大雨となる可能性があるとして、名古屋地方気象台が警戒を呼びかけました。

名古屋地方気象台 吉村香気象防災情報調査官:
「特定の場所で局地的に激しい雨が、数時間にわたって降り続く可能性がある。厳重に警戒してほしい」

線状降水帯が発生して雨量が増え、低い土地での浸水や土砂災害など、大雨による災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

1時間あたりの降水量は、愛知県の多いところで50ミリと予想されていて、午後4時半現在、県内では岡崎市と東栄町、そして豊根村で避難所が開設されています。

(午後5時現在)

510戸で大雨の影響とみられる停電が発生

中部電力パワーグリッドによりますと、県内では午後4時半現在、春日井市、岡崎市、豊田市などのあわせて510戸で停電が発生しています。

担当者によりますと、大雨による停電の可能性が高いということです。

(午後5時半現在)

大雨による交通機関への影響 特急18本が運休 新幹線も夜にかけて運休や遅れの可能性

交通機関にも影響が出ています。

空の便は午後4時半現在、大雨による視界不良のため、中部国際空港と高知空港を結ぶ2便が欠航となりました。

鉄道は午後4時半現在、JRの高山本線、中央本線、飯田線の特急あわせて18本が運休となりました。

東海道新幹線は午後4時半現在、通常通り運行していますが、大雨や強風により、運休や遅れなどの可能性があるとして、JR東海が「最新の運行情報を確認してほしい」と呼びかけています。

日本道路交通情報センターによりますと、愛知県内の高速道路は午後4時半現在、雨による通行止めはありません。

(午後5時半現在)

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