青森空港の国際化推進 「台北線」の早期再開と新たに「上海線」就航目指す

青森空港の国際化促進協議会の総会が開かれました。2024年度は、青森・台北線の早期再開に加え、新たに青森・上海線の就航の実現に向けて取り組みます。

【宮下知事】
「ほかの国際便も、チャーターから始めて定期便にという広がりを持たせていくことによって、青森県そのものの国際的なブランド価値を、青森空港が高めてくれるのではないかと期待をしています」

青森市で開かれた青森空港国際化促進協議会の総会では、2024年度の事業計画案が承認されました。2024年度は、30歳以下の利用者やグループ旅行に対する助成金の交付などで、旅行を促進します。

また、青森・ソウル線の利用促進を図るため、仁川国際空港から乗り継いでタイの首都・バンコクや、ベトナムのリゾート地・ダナンといったアジア圏の都市へ向かうツアーの販売に力を入れます。

さらに、コロナ禍で運休していた台北線の定期便の運航再開や、上海線の定期便就航を目指すとしています。

青森空港では、新型コロナの影響で運休していた青森・ソウル線の定期便の運航を、2024年1月から再開。週3往復、運航しています。

青森県誘客交流課によりますと、ソウル線が再開した1月20日から3月末までの利用者数は6525人で、利用率は71.2%と順調な滑り出しとなっています。

© 青森朝日放送