近畿大、26年に看護学部設置 堺市の新キャンパス

 近畿大は28日、2026年4月に看護学部(仮称)を設置すると発表した。場所は医学部と近畿大病院が移転する堺市の新キャンパス。1学年の定員は110人を予定している。来年、文部科学省に学部設置認可を申請する。

 記者会見をした松村到学長・医学部長は「近畿圏、特に大阪で、今後看護師の不足が予測される中、多様な人材を生み出していきたい」と話した。

 学部長には日本赤十字九州国際看護大学長などを務めた小松浩子氏が就任予定。

 近畿大は、大阪府東大阪市をはじめとした六つのキャンパスに15学部がある。

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