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今年のコメの生産に向けた方針を話し合う「農業再生協議会」が開かれました。県は需要に応じたコメ作りのため、支援策を充実させる考えを示しました。
県産の主食用米は、去年、猛暑や渇水の影響を受け、全国で最も低い作況指数「95」でやや不良となりました。一方、28日の協議会で県の担当者は、コメの価格低下を抑える上では「県産米の在庫量が適正に減っている」と報告。今年の主食用米の作付目標を、去年より700ha少ない9万9900haとしています。
■新潟県農産園芸課 渡部浩課長
「仮に令和5年度(昨年度)産が作況100だったら、令和6年度(今年度)産は、さらなる面積の転換に取り組まざるを得ない状況となっていた。」
一方で、去年の不良を受けて、生産者が作付けを増やしたい動きがあるといいます。
■新潟県農業会議 石山章会長
「今年がもしもまた生産過剰になると価格に悪影響を及ぼす恐れがある。あくまでも需要に応じたコメを作ることが原点。国や県の支援策を使っていきたい。」
県は今後、加工用米への転換など、支援策を充実させる方針です。