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暖かくなり家庭菜園のシーズンが到来です。野菜の高騰が続く中、自分で育てて家計の足しにという方もいらっしゃるのでは。お得で、比較的簡単に育てられるものを取材しました。
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家庭菜園の季節を待ちかねたかのように、大勢の人が訪れている札幌市豊平区の「豊平公園緑のセンター」では「ハーブと野菜展」が5月26日まで開催されていました。
野菜の苗を買いに来た人にお目当ての苗を聞いてみると…
「トマト、キュウリ、ピーマン、パプリカ、ナス。苗をひとつ買っておけば、いくつでも採れる」「バジルは少しの量で何百円もするが、自分で育てたらどんどん出てくる」と自分で育てて家計の足しにしている人がたくさん。
中には「家で野菜が採れる間は買う気がしない」という人も。
おすすめ野菜① たっぷり収穫 家計の味方
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「家で育てて、たくさん収穫できるのはミニトマトが一番おすすめ」と話すのは、札幌市公園緑化協会の畠山幸子さん。
「1本から枝をのばして、花が咲いた状態が上の方に行くにつれて実もどんどんなっていく。それが何度もできるので、10個ずつなったとしても10段できれば100個採れる」とのこと。
ただ、枝の数が多すぎると実が小さくなったり味が薄くなったりするので、のばす枝は1~2本にして、他の枝は切るのがいいんですって。
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さらに…。
「ナスも苗がのびて、花が上の方に咲き移っていく。ひとつひとつ下から実がなるので、畑で育てると20個採る人もいる」とのこと。
ナスは乾燥した状態で育てると皮がとても硬くなるので、水をたくさんあげるといいそうですよ。
おすすめ野菜② 便利!使い方いろいろ
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ハーブは食用やお茶のほか「コンパニオンプランツ」として他の野菜と一緒に植えると、野菜がよく育つものもあるんですって。
「コンパニオンプランツ」とは、近くで栽培すると互いによい影響を与え合う植物で、害虫を防いだり、生育を助けて味を良くしたりするなどの効果があります。
特にハーブには、その効果を持つものが多いのだそう。
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ネギの仲間のチャイブはトマト、キュウリ、ピーマンなどが成長するのを助けてくれます。
刻んでスープに入れたり、ソーメンなどの付け合わせとして、麺つゆに入れてネギのような感覚で使えるそうです。
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セージはキャベツやブロッコリーと一緒に植えると相性がいいのだそう。
フライパンで軽く炒め、その香りのついた油で豚肉を焼くと、風味の効いたポークソテーが簡単に作れるんですって。肉料理の香りづけにオススメです。
おすすめ野菜③ 温暖化?北海道でも栽培が
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今までは栽培しにくかったけれど、最近、北海道でも苗が出回るようになっているのがパプリカです。
札幌市公園緑化協会の畠山さんによると「育てやすいように小さい種類もある。ピンポン玉より少し大きいぐらいで、1株から10個ぐらい採れる」とのこと。
野菜が高いとお悩みのあなた。自分で育てて収穫するのも、選択肢に加えてみては?
*みんテレ5月17日OAのものです
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)