SNS型ロマンス詐欺 大仙市の高齢女性 金融機関の職員に声かけられ被害を防ぐ /秋田

秋田朝日放送

大仙市の70代の女性がSNSを通じて知り合った相手に現金をだまし取られそうになっていたところ、金融機関の職員の声がけで未然に防ぐことが出来ました。

警察によりますと、女性は今月5日からSNSで「イラクで医者をやっている」とかたる人物と連絡を取り合うようになりました。その後相手から「日本に帰りたいが帰国するためには、7カ月分の休暇申請代として約300万円支払わないといけない」といわれたということです。女性が高額のため支払いに同意できないと伝えると、相手から1カ月分の80万円を振り込むよう依頼されました。女性が27日、指定された口座に現金を振り込むため大仙市内の金融機関の窓口で手続きを行っていたところ職員が声をかけ、被害を未然に防いだということです。警察は「SNSで金銭援助の話を持ちかけられ現金をだまし取られる被害が全国で発生している。こうした勧誘があった場合、一人で判断せず警察に相談してほしい」と呼びかけています。

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