佐久間由衣、出産後初の公の場!映画撮影で「胃がぶっ壊れるぐらい体を張りました」

佐久間由衣

女優の佐久間由衣が28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた『映画 おいハンサム!!』(6月21日公開)の完成披露舞台あいさつに登壇。佐久間は3月30日に、夫であり俳優の綾野剛との間に第1子が誕生したことを事務所の公式サイトで報告しており、出産後初の公の場となった。

本作は、シーズン2まで連続ドラマとして放送された伊藤理佐の漫画に基づくホームドラマ「おいハンサム!!」の劇場版。家族思いの父と、恋や人生に迷う3姉妹たちが新たな問題に向き合う姿が描かれる。佐久間は3姉妹の次女で、夫の浮気が原因でバツイチになった里香を演じ、ドラマのシーズン2では藤原竜也演じるちょっと変わった感性を持つデザイン会社社員・原に惹かれることに。映画版ではとある事情から京都に向かうこととなる。イベントには主演の吉田鋼太郎をはじめ木南晴夏武田玲奈MEGUMI宮世琉弥浜野謙太山口雅俊監督も出席した。

メガホンをとった山口監督のワンシーンへのこだわりについて、武田が「(ドラマの)シーズン2の最初のカット。目玉焼きの寄りのシーンに2時間かかったんです」と裏話を披露すると、吉田も「目玉焼きの寄りだけですからね。5秒回してカットで終わりじゃないですか。それが2時間ですから」とややあきれ顔。

そういったこだわりが本作の一つの魅力になっているが、佐久間は「このチームは特殊な現場なんです」と語り出すと「ドラマも映画も食事のシーンが多いのですが、胃がぶっ壊れるぐらい体を張って頑張らせていただきました。ぜひみんなの頑張りを観てほしいです」とアピール。

また作品タイトルにちなんで「ハンサムだと思った瞬間」というトークコーナーで佐久間は「鋼太郎さんがわたしのことを『由衣』って呼んでくださったとき、すごく嬉しかったんです。ハンサムだなと思いました」と照れくさそうに語る。吉田は「呼び捨てってすごく難しいんですよね。親しくないと変な感じになるし……。特にこのチームは皆さん紳士淑女で、呼び捨てにできる空気があまり流れていなかったから難しかった」と苦笑いを浮かべていた。(磯部正和)

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