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鉄道ファンでなくても、その、のどどかで旅情あふれる作品にひきこまれます。高岡市の「ミュゼふくおかカメラ館」で開かれているのは、人気の鉄道写真家・中井精也さんが全国各地で撮影した鉄道風景の写真展です。四季折々の自然と鉄道のコラボレーションや、懐かしさを感じるローカル鉄道の風景など、中井さんが厳選した絶景100点が展示されています。
富山からも3点が選ばれていて中井さんのお気に入りは、雨晴海岸で撮影した1枚。
鉄道写真家中井精也さん:「雨晴海岸と言えばですね立山連峰を向いて撮る人が多いんですけど、これは敢えて能登半島のほうを向いて撮影しているんですね、水面ぎりぎりまでカメラを低くしてそうすることによって水鏡になって夏の色彩がより鮮やかになりましたね」
JR氷見線の赤い列車が富山湾の海面に映し出され、夏の富山が感じられる作品です。
鉄道写真家中井精也さん:「北海道から沖縄まで写真を見るだけで鉄道で日本一周したような気分になれますので、ぜひお越しいただいて見て旅した気持ちになっていただけたら嬉しいですね」
この写真展は6月16日までです。