本日(28日)最終回の話題作『ソンジェ背負って走れ』が音源チャートでも存在感、劇中歌人気のワケ

話題の韓国ドラマが音源チャートでも存在感を見せている。

4月に放送が開始し、本日(5月28日)最終回を迎えるtvNドラマ『ソンジェを背負って走れ』が、回を重ねるほど圧倒的な話題性で視聴者を魅了している。

『ソンジェ』は、コンテンツ競争力分析機関「グッドデータコーポレーション」が発表した5月3週目のドラマ(TV、動画配信サービス)話題性調査で3週連続1位を記録。主演俳優のビョン・ウソク、キム・ヘユンはドラマ出演者の話題性1、2位を3週連続で独占した。

また、20-49(歳)男女視聴率では6週連続で全チャンネル1位、今年放送された全チャンネル平日ドラマでは20代女性の最高視聴率も記録している。さらに、第10話までの流刑再生回数は5億7000万(21日時点)、動画配信サービスTVINGの同時間全体ライブチャンネルのうち、リアルタイム視聴シェア94%を突破するなど、人気が続いている。

ドラマそのもののほか、韓国主要音源チャートでも『ソンジェ』ブームが巻き起こっている。4月に公開された最初のOST(劇中歌)『Sudden Shower』(ECLIPSE)を皮切りに、OST全曲が主要音源チャートで驚くほどの上昇を見せているのだ。

ECLIPSEは劇中で主人公のリュ・ソンジェ(演者ビョン・ウソク)が所属しているバンドで、バンドメンバーを演じた俳優たちは1話と5話の演奏シーンのために数回にわたって練習を行い、臨場感を再現するために多くの努力を傾けたという。

OST人気の理由

(画像=tvN)『ソンジェ背負って走れ』

『Sudden Shower』は、リュ・ソンジェがデビュー前に初恋の人であるイム・ソル(演者キム・ヘユン)を思って書いた楽曲だ。音源サイトMelonではTOP100チャート5位の最高成績を達成した。Melonデイリーチャートでの初登場成績は305位だったが、ドラマが進むにつれ上昇し、トップ10にも入っている。

Melonデイリーチャートでは『Sudden Shower』のほか、ユ・フェスン(N.Flying)の『I Think I Did』、10CMの『Spring Snow』、ECLIPSE『Run Run』、ミンニ((G)I-DLE)の『Like A Dream』と、何と5曲がトップ100に入り、作品の人気を立証した。

『ソンジェ』のOSTの高い人気の秘訣は、真正性と郷愁だ。劇中でバンドのボーカルを演じたビョン・ウソクは、4つのOSTを自ら歌ったことで視聴者にさらなる没入感をもたらし、キム・ヒョンジュンのヒット曲をリメイクした『Maybe』(03)は、その時代の郷愁を呼び起こして共感を形成している。

(画像=CJ ENM)
(画像=CJ ENM)

ドラマは最終回を迎えるが、“ソンジェロス”の視聴者による熱風は今後もしばらく続くものと見られる。

(記事提供=OSEN)

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