液状化復旧、札幌市職員が活躍 能登地震被災地に派遣 「胆振東部」の経験生かす

石川県宝達志水町で町職員(右)と道路の被害調査を行う札幌市職員の後藤雄平さん(後藤さん提供)

 発生から間もなく5カ月を迎える能登半島地震で、液状化現象が起きた石川県宝達志水町を中心とした被災地に、胆振東部地震で液状化対策にあたった札幌市職員が派遣され、活躍している。地盤改良などのノウハウを持つ札幌市に「白羽の矢」を立てた国の派遣要請に応じた。職員らは今後も被災者に寄り添い、尽力する決意を新たにしている。

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