平原綾香、デビュー曲『Jupiter』後に踏み出すきっかけをくれた母の言葉とは? 雑誌「Oggi」で語る

「皆さんの嬉しそうな顔が忘れられなくて。好きなことをする、今を楽しむということがいかに大切かを改めて感じられました」――そう語るのは、4月18日に東京・恵比寿のBLUE NOTE PLACEで開催されたリアル音楽イベントOggi LIVEの記念すべき初回ゲストを務めた平原綾香さん。

ファッション誌『Oggi』7月号掲載の音楽連載「働く私にMusik(Musikはドイツ語で音楽の意味)」では、人気ラジオDJサッシャさんが、Oggi LIVE当日を振り返りつつ、平原さんの歌に込めた想いに迫る。

“仕事帰りにライブを楽しむ”というコンセプトで開催されたOggi LIVE。ラグジュアリーな会場には、おしゃれをしてディナーと歌&トークを楽しむ多くの働く女性が詰めかけ、満席に。平原さんは全7曲を披露し、ラストに選んだ代表曲『Jupiter』では、その瑞々しい歌声に涙ぐむ観客も見られた。

「私もお客さんとして参加したいくらいでした」と、自身もイベントを楽しんでいた平原さんだが、実は、今日に至るまでさまざまな苦悩があったと言う。例えば、『Jupiter』でデビューした頃、「自分が望んでいる雰囲気とは異なる曲の提案に戸惑う時期もありました」と当時を振り返る。

「歌いたい曲のイメージが明確にあったので、この曲は自分らしくないと思うこともありました」。歌いたい曲と望まれる曲のギャップ。それを埋めてくれたのが、母の言葉だったそう。「あーやが歌えばあーやの歌になるんだから、なんでもチャレンジしてみたら?」。その言葉が「自分の色を勝手に決めつけ、自身の可能性を自ら狭めていた」ことを気づかせた、と語る。

そうした経験を踏まえ、働くOggi世代へのメッセージは? という質問には、「今の自分を楽しむ。難しい、恥ずかしいと思うことも、腹を括ってやってしまえば、割とうまくいくものだから」と、話す。ちなみに、ファッションについては「『この服はもうちょっと痩せてから着よう』なんて考えることもあると思うんですけど、それはもう今着てください!です(笑)」というストレートなメッセージも届けてくれている。

誌面には、やわらかな雰囲気のドレスをまとい、優しい表情を浮かべる平原さんの撮り下ろしカットも。働く女性の背中をやさしく押してくれる、そんなインタビューは5月28日発売の『Oggi』7月号で。Oggi専属アンバサダーの山賀琴子さんがナビゲートするイベントレポート記事も同号に掲載。そちらも併せてチェックしてみよう。

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