電気設備保安管理のエレックス極東 不具合確認用ソフトでクラウド版開発 技術者の点検業務効率化

電気技術者向けのクラウドサービス「クラウドMSSV3」を開発した。電気設備のある現場で迅速に点検できる

 電気設備保安管理のエレックス極東(本社名古屋市天白区)は、電気技術者が使う電気設備の不具合確認用実験ソフトでクラウド版を開発した。6月中旬から販売する。自社開発の従来ソフトはパソコンでインストールして使う必要があり、現場作業に適していなかった。新たに開発したクラウド版は、場所を選ばずに作業でき、技術者の点検業務の効率化が期待できる。製造業の電気技術担当者らに提案していく方針だ。

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