「勝ちじゃけぇ!勝ちじゃけぇ!勝ちじゃけぇ!」新王者・広島のミリングHCが歓喜のコメント!!【Bリーグ決勝】

Bリーグの年間チャンピオンを決める「日本生命B.LEAGUE FINALS 2023-24」の最終第3戦が5月28日、横浜アリーナで行なわれ、広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスに72-63で勝利を収め、初の栄冠に輝いた。

ワイルドカード1位でプレーオフに進出した広島は中地区王者の三遠ネオフェニックス、西地区王者名古屋ダイヤモンドドルフィンズを倒し、ファイナルへ進出。ディフェンディングチャンピオンの琉球との顔合わせとなり、第1戦を落としたものの、持ち前のディフェンス力と外角シュートで第2戦、第3戦と連勝し年間王者に輝いた。

勝利後のヒーローインタビューで広島のカイル・ミリングHCは「私たちの強みはディフェンス。シーズン通してコーチングスタッフ、選手たちがこのスタイルを信じて努力をしてくれてここまで来たのだと思う。また、ディフェンス以上にチームスピリットが最大の強みだと信じている。彼らの努力を本当に尊敬する」と快挙を成し遂げた戦士らを労った。

また、ともに頂点へ上り詰めたファンへの優勝の報告を促されると、「1・2・3 勝ちじゃけぇ!勝ちじゃけぇ!勝ちじゃけぇ!」と第2戦に続き、今季最後の舞台でも広島風の掛け声で感情を爆発させた。

今シーズンで現役を退く広島・朝山正悟は、引退試合の感想について問われると、「何も言うことないですね。夢のようです。最高のチームメイトと、最高のライバルチームと戦えたこの瞬間が最高だった」と話し、「コートには立つことはなかったが、みんなと一緒に戦ったことは胸を張って言えること。とにかくチームの勝利に貢献できることを考えていた」と続けた。

そして、広島での数シーズンを振り返り、「今日来てくださっている中にもB2時代の、立ち上がった当初の苦しい時期を支えてくださった方もいると思う。そういったこのクラブに携わった全ての人たちの思いがつながってこの場があると思っている。本当に感謝しかありません。広島は本当に最高のチームです!」と感謝を述べ、大きく手を挙げながらファンの声援に応えた。

広島の初優勝に、SNS上では「泣けた...素敵すぎた」「いいチームだった」「勝ちじゃけー!」「史上最高の下剋上達成!誰が広島が頂点とるって予想できたん!?」といった称賛コメントがあふれた。

構成●THE DIGEST編集部

© 日本スポーツ企画出版社