富山県射水市、熱中症対策にシェルター 公共施設11ヵ所で6月から開設

クーリングシェルターの運用などについて説明する夏野元志市長=射水市役所

 射水市の夏野市長は28日の定例記者会見で「熱中症特別警戒アラート」が発表された際に暑さをしのぐ場として開放するクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)に、11の公共施設を指定すると発表した。6月1日から運用し、今年は10月23日まで開設する。

 各施設に専用ステッカーを貼って周知。利用者の受け入れは開館日時内となり、閉館日や時間外は対応しない。受け入れ可能人数は6~30人。

 会見で市長は「アラートなどが出た際には外出を控えつつ、外出して体調が思わしくないときはシェルターを活用してほしい」と呼びかけた。

 ▽指定施設=市役所本庁舎、市役所大島分庁舎、市役所布目分庁舎、小杉地区センター、子ども子育て総合支援センター、下村交流センター、保健センター、中央図書館、大門総合会館、救急薬品市民交流プラザ、クロスベイ新湊

クーリングシェルターを示すステッカー

© 株式会社北日本新聞社