福山市民病院で術後死亡 遺族と市が広島高裁で和解

広島高裁

 広島県福山市の市民病院で白内障などの手術を受けた同市の60代女性が脳内出血を起こして死亡したのは、手術前に異常な高血圧だったにもかかわらず、病院側が手術を回避するなどの注意義務を怠ったのが原因として、遺族が市などに8786万円の損害賠償を求めた訴訟。市は28日、広島高裁で和解が成立したと発表した。市が遺族に100万円の和解金を支払う。

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