ジェシー・アイゼンバーグ、ポーランドの市民権を申請

ジェシー・アイゼンバーグがポーランドの市民権を申請したという。『グランド・イリュージョン』などで知られるジェシーは、ポーランド系の家系出身だそうで、昨年に市民権を申請、現在は「最後の承認を待っているところ」だと明かしている。

ポーランドのメディア、Glos Wielkopolskiにジェシーはこう説明している。「うちの家族は南東部にあるクラスニスタフの出身なんだ。それに妻(アンナ・ストラウト)はウッチの出身。だから、ポーランドとより深い関係を持ちたかった。もう少しポーランドから仕事をしたい」「幼いころ、うちのユダヤ系の家族とポーランドとの関係を聞かされていたんだけど、すべてが素晴らしいものだった。ポーランド人とは最高の友達だってね。うちの家族は戦争が起きるまでクラスニスタフに住んでいた。1人だけ戦争も生き延びて、シュチェチンに引っ越したよ。残念ながら彼女はコロナでなくなったけど、つい最近の話だ」

ジェシーはキーラン・カルキンと家系を探るいとこを演じ、自ら監督を務めた新作映画『ア・リアル・ペイン』をポーランドで撮影、ユダヤ人とポーランド人の間における複雑な関係を改善できればと願っていると続ける。「ここで仕事をしていた時、政府関係者の人ともあった。そこで僕は『ユダヤ人とポーランド人のより良い関係を作りたいんです。僕にしてみれば、あまりよくないのはすごく残念なことなので。うちの家系はここの出身で、妻もそうです。ポーランドの市民権を申請する方法はないですか?』って聞いたんだ」

そして、何十世紀も続く歴史を持つ国の家系出身だということで、ポーランドに「個人的に」魅力を感じるとして、「何かのつながりを感じられる。アメリカは先住民以外、みんな最近来た人ばかり。ポーランドは自分よりはるかに大きなレベルで歴史との本格的なつながりを感じさせてくれる」と語っている。

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