セリーヌ・ディオン、テレビ特番で最後のパフォーマンス?

セリーヌ・ディオン(56)が、テレビ特番で最後のパフォーマンスを行う予定だという。2022年にスティッフパーソン症候群と診断されたセリーヌが、自己免疫性神経疾患との闘いの中でもう一度歌うことを目指しヴォイストレーニングに励んでいるようだ。

ある関係者はザ・サン紙のビザー欄にこう話している。「セリーヌはもう一度歌いたいという気持ちを捨てていません。もう半年以上、ボイスコーチやバンドメンバー、専門家と一緒に取り組んでいます。彼女は、自分の大ヒット曲を取り入れたコンサート映画を公開できると信じています」

昨年、体調不良により「カレッジ・ワールド・ツアー」の残りの日程をキャンセルしたセリーヌは、ステージに戻れるかどうかについて、闘病生活を追った新作の長編ドキュメンタリー『アイ・アム:セリーヌ・ディオン』の中でこう語っている。「それは答えられないわ......4年間、私はもう戻らない、準備はできている、いやできていないって言い続けてきたの」「『はい、4ヵ月後に』とは、現状では言えない。わからないけど、体次第ね。だけど、ただ待っているだけっていうのは嫌なの」

そんなセリーヌは最近、筋肉に影響を与えるこの症状を治療するために、日々さまざまなセラピーを受けているものの、決して「完治」することはないとして、「私は元気だけど大変よ。毎日一歩ずつ頑張っているわ」「克服はしていない。病気はまだ私の中にあるし、なくなることはない」「科学的な研究によって奇跡が起こって完治する方法が見つかることを願っているわ。でも今はそれと共存していかなきゃいけない。それが今の私よ。スティッフパーソン症候群と共にね」と仏ヴォーグ誌に語っていた。

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