⻲梨和也「“ご褒美のたこ焼き”」見上愛が目撃した意外な行動

亀梨和也(撮影=村上順一)

⻲梨和也(KAT-TUN)、見上愛、渡部篤郎が28日 、都内で連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』(6月9日午後10時よりWOWOW・WOWOWオンデマンドで放送・配信スタート【全4話】)の完成披露試写会に登壇。イベントのMCは同作品への出演が決定している森香澄が務め、登壇した3人が本作の魅力や見どころを語った。

本作は2002年に刊行された東野圭吾の小説 『ゲームの名は誘拐』(光文社文庫刊) が原作。主人公の広告代理店の敏腕プランナー・佐久間駿介(演・⻲梨和也)が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大企業の副社⻑葛城勝俊(演・渡部篤郎)に一矢報いるため、その娘・葛城樹理(演・見上愛)と共謀して狂言誘拐を企てたことから始まるミステリー作品。

舞台挨拶では、渡部篤郎と見上愛が登場。司会を務める森香澄は、「主演の⻲梨さんの姿が見当たらないんですけど、どこにいらっしゃるのでしょうか?」と話すと、会場が暗転し本作の映像が流れる。その映像が終わると会場後方から客席の通路を通って亀梨が登場。サプライズ演出で試写会に集まった観客を驚かせた。そのままステージに登壇した亀梨は、「ちょっと後ろからで小っ恥ずかしかったですけど」と照れた様子を見せた。

また、この日の模様はWOWOW公式YouTubeチャンネルで生配信されているということで、カメラに向かって手を振る3人。亀梨は韓国語やフランス語を交えながら挨拶をし、世界に向けてアピール。お茶目な一面をみせた。

主人公の佐久間と狂言誘拐を企てる共犯者で、葛城勝俊の娘でもある葛城樹理を演じる見上愛は、撮影を行っていく中で、亀梨の意外な行動があったという。それは、撮影していたビルの下にあったたこ焼き屋で、変装もせずに自然体でたこ焼きを購入している姿を見て、意外だったと当時を振り返る。

それについて亀梨は、自身が演じる佐久間の部屋が、過去に自分が演じたキャラクターの部屋として、何度か撮影で使ったことがあり、もともとたこ焼き屋の存在は知っていたという。撮影中は節制をしていたこともあり、“ご褒美のたこ焼き”だったと嬉しそうに語った。

また、「ゲームの名は誘拐」のタイトルにちなんだ質問として、「思わず一目惚れして連れて帰りたくなった物、“誘拐”してしまった物」を聞かれた亀梨は、MLBの開幕戦「パドレス対ドジャース」に取材で韓国に行った際に購入したグッズを上げた。購入したシャツなどは部屋着として愛用しているという。

同じ質問に見上は、撮影の合間に寄った道の駅で、キンカンの木を一目惚れをして購入。現在も育てているという。それを受けて亀梨は、「トーク泥棒になってしまうのですが...」と前置きをし、ブーゲンビリアを育てていると話す。最初は手を掛けていたが、うまく育たず難しいと感じていたと亀梨。逆に「自然に任せてみよう」と育て方を変えたところ、花がたくさん咲いてびっくりしたことを明かした。「手を掛けすぎるのは良くないんだな」と学びがあったとし、「すみません、(見上愛の)トークを“誘拐”してしまいました」と、見事なオチをつけ、笑いを誘った。

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