現金200万円被害、福島市60代男性Aさん【なりすまし詐欺】ほか

 5月27日午前11時40分頃、Aさんの携帯電話に、携帯電話事業者を名乗る者から、「あなた名義の携帯電話契約について警察が捜査している。」などと電話があり、その後、電話口に出た警視庁捜査第二課を名乗る者から「あなたに対する逮捕状が出ていて口座が凍結される。凍結する前に生活費を安全な別の口座に入れて下さい。」などと言われたことから、Aさんは、相手に指定された口座に、市内の金融機関のATMから現金200万円を送金し騙し取られ、被害に遭いました。(2024.5.27 / 福島署)


 5月中旬頃、Aさんは、SNSアプリ上で知り合った外国人を名乗る相手から、恋愛感情を抱かせるようなメッセージとともに別のSNSへの登録を持ちかけられ、SNS上で、相手から「日本で一緒に生活するためのお金を送る。」などと言われ、相手から送られてきた送金業者のSNSアカウントとやり取りした際に、「送料として55万円かかる。」などと言われ、相手から指定された個人名義口座に、現金55万円を送金し騙し取られ、被害に遭いました。(2024.5.28 / 白河署)


 5月13日午前9時30分から午後0時40分までの間、Aさんのスマートフォンに知らない電話番号から電話があり、「私はNTT職員です。登録しているサイトに未納料金が30万円あります。コンビニに行って電子マネーカードを購入し、カードに書いてある番号を教えてください。支払わないと裁判になります。」などと言われたため、コンビニに行き、電子マネーカードを30万円分購入し、そのカード番号を相手に教えました。さらに、「内閣セキュリティーセンターです。他にもサイトの未納料金が50万円あります。コンビニで電子マネーカードを50万円分購入し、カードに書いてある番号を教えてください。このことを誰かに話すと罰金になります。」などと言われ、指示されたとおり、コンビニで電子マネーカード50万円分を購入し、そのカード番号を相手に教え、被害に遭いました。(2024.5.28 / いわき東署)

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