ロマンス詐欺で330万円だまし取られる 新潟市東区の50代女性、外国人かたる男とSNSで知り合い為替投資促される

 マッチングアプリで知り合った男に為替投資名目で330万円をだまし取られたとして、新潟市東区の50代女性が5月28日までに、新潟東署に被害を届け出た。新潟東署は交流サイト(SNS)を使ったロマンス詐欺事件とみて調べている。

 新潟東署によると、女性は4月、マッチングアプリで日本在住のアジア系外国人をかたる男と知り合った。SNSで連絡を重ねると男から為替投資を勧められ、5月に別のアプリで投資を始めた。当初は購入資金を含めた配当金の数万円が女性の口座に入金されたため、女性は8、9日に計330万円を指定の口座に振り込んだ。

 その後、アプリ上で資産が増えたため現金を引き出そうとすると、男から追加の入金を要求されて引き出せなかったため、知人と弁護士に相談したところ詐欺だと分かった。

© 株式会社新潟日報社