海ごみ対策の高校生らが活動発表 8月のおかやまSDGsフェア

おかやまSDGsフェアの開催計画を決めた会議

 SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けた取り組みをアピールする「おかやまSDGsフェア」の実行委員会は28日、岡山コンベンションセンター(岡山市北区駅元町)で会議を開き、8月6、7日に実施するフェアの開催計画を決めた。

 開催日が同センターの修繕期間と重なるため、会場には工事をしないレセプションホールと、隣接する岡山県医師会館、リットシティビルのひかりの広場を使用。「子どもたちと学ぶ私たちの未来」を全体テーマとし、瀬戸内海の魚を使った商品開発や海ごみ対策に取り組む高校生らが、ステージ発表やパネル展示を繰り広げる。海ごみを材料にした工作やSDGsにちなんだ飲食コーナーもある。

 今回は、来年開かれる大阪・関西万博と連携。万博を運営する日本国際博覧会協会による発表のほか、万博の「共創チャレンジ」に登録している神戸市のNPO法人が、高校生向けのワークショップを行う。

 同フェアの開催は昨年に続き2回目。実行委は岡山経済同友会、岡山商工会議所、岡山大、県、岡山市、中国銀行、山陽新聞社など11機関で構成。会議には代表者ら約40人が出席した。

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