専門家がブースで対応 大垣会議所、ワンストップ経営相談会

1社50分で経営相談に対応した

 【西濃】大垣商工会議所は28日、大垣市情報工房で、中小企業や小規模事業者を対象とした「ワンストップ経営相談会」(共催・大垣共立銀行、大垣西濃信用金庫)を開いた。オンラインとのハイブリッド方式で、29日まで計2日間開催する。事前申し込みでは139件の相談が寄せられた。

 会場では、相談ブースを設置。中小企業診断士や税理士など専門家が、各ブースで1社50分間相談に応じた。事業者からは販路開拓や人材採用、交流サイト(SNS)の活用方法などの相談が目立った。同会議所は相談会後も事業者を個別にフォローアップし、経営をサポートする。

 同会議所の経営指導員は「事業拡大や資金繰りの悪化など要因はさまざまだが、融資に関する相談も増えている」と話した。
 ワンストップ経営相談会は年2回開催。次回は11月の開催を予定する。相談は無料で、同会議所の会員、非会員は問わない。

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