新技術は労働者の痛み伴う、AIは異なる可能性=米SF連銀総裁

[28日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は28日、新技術によって雇用が全体的に減少することは決してないとする一方、経済活動の再配分につながり、新たな雇用が生まれずに既存の雇用が失われると、一部の労働者にとって大きな痛みが生じることが多いとの見解を示した。

その上で、生成人工知能(AI)は違うかもしれないと指摘。それは「同じ時間枠内で」仕事を置き換え、増強し、新しい仕事を創出することが可能だからで、過去の技術ほど痛みを伴わない可能性があると語った。

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