裁判の結果に「不満」…裁判所に火をつけようとした40代を「拘束」=韓国

韓国で、判決に不満を抱き裁判所に火をつけようとした容疑を受けた40代の男性が拘束された。

プサン(釜山)カンソ(江西)警察署は28日「現存建造物放火予備と特殊公務執行妨害の容疑で、40代の男性Aを拘束した」と明らかにした。

容疑者Aは今月23日午後2時20分ごろ、釜山地裁西部支院の保安検査場で、社会服務要員の顔に引火物質をかけ火をつけようとした容疑を受けている。

当時、裁判所の関係者がすぐさま容疑者Aを制止したことで、火災事故には至らなかった。その後、出動した警察は容疑者Aを現場で逮捕した。

警察の調査の結果、容疑者Aは暴行容疑により昨年、釜山地裁西部支院で150万ウォン(約17万3000円)の罰金刑を宣告された後。裁判の結果に不満を抱き先のような犯罪を起こしたという。

また容疑者Aは以前にも数回、裁判所の民願室(=苦情相談窓口のような部署)で騒ぎを起こした経歴があるという。

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