李在明共に民主党代表、チェ上等兵特検法否決に「与党は正しくない…最後までやる」=韓国

イ・ジェミョン(李在明)共に民主党代表は28日、‘殉職海兵捜査外圧疑惑特別検事法(チェ上等兵特検法)’が再表決の末に否決されたことに関し「国民の切実な意志を国民の力(与党)の議員たちがくじいてしまったが、本当に正しくない」と批判した。

李代表はこの日の午後、国会で開かれた本会議で再表決したチェ上等兵特検法が否決された後、記者たちと会い「結局。真実を隠すことが利益であるような状況という点を考えざるをえない」とこのように述べた。

続いて「国を守るために犠牲・献身した上等兵の真相を究明しよう。また、捜査過程の外圧や事件操作疑惑があるために究明しようということに対し、なぜこれほど激しく反対するのか、到底納得できない」とも述べた。

李代表は「国民と共に必ずチェ上等兵死亡事件の真相究明を行い、それに加えて政府と与党がなぜこのように猛烈に真相究明を妨害するのか、その点についても1点の疑惑がないよう、絶対にあきらめることなく最後までやっていく」と強調した。

李代表は「実に理解できず、残念だ。大統領も与党も国民を尊重しないような精神で、どうやってこの国の国政を導いていくのか」と付け加えた。

一方、尹大統領の拒否権行使によって、この日の本会議で再表決に付されたチェ上等兵特検法は、投票数294票のうち、賛成179票、反対111票、無効4票で最終的に否決された(出席議員の3分の2以上の賛成で可決)。これにより、21代国会で発議されたチェ上等兵特検法は最終廃棄された。

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