アクーニャJr.離脱のブレーブス トレードでの外野手補強の可能性

2021年7月にロナルド・アクーニャJr.が右ひざ前十字靭帯を断裂して離脱したとき、ブレーブスのアレックス・アンソポロス編成本部長は夏場のトレード市場で外野手をかき集めた。ジョク・ピーダーソン、アダム・デュバル、ホルヘ・ソレア、エディ・ロサリオを次々に獲得し、彼らの活躍もあってワールドシリーズ制覇を達成。「MLBネットワーク」のジョン・ポール・モロシ記者によると、アクーニャJr.が左ひざ前十字靭帯を断裂して今季絶望となった現在、ブレーブスは再びトレード市場で外野手補強に動く可能性があるという。

アクーニャJr.が離脱したのは、2021年が7月だったのに対し、今季はまだ5月。よって、ブレーブスはトレード市場に目を向ける前に球団内部にある選択肢を検討する時間があり、モロシ記者も「現時点で私が聞いている話によると、ブレーブスは現有戦力でやりくりしていくつもりのようだ」と伝えている。「ブレーブスはデュバル、マイケル・ハリス2世、ジャレッド・ケルニックという現在の外野トリオを維持するつもりだ。当面のあいだはこの3人が外野のレギュラーを担うことになるだろう」とモロシ記者。ブレーブスはまず、この外野トリオが機能するかどうか様子を見ることになりそうだ。

ただし、モロシ記者はアンソポロス編成本部長の2021年シーズンのやり方を踏まえ、ブレーブスが将来的にトレードでの補強を動く可能性を排除しているわけではない。モロシ記者はアスレチックスのブレント・ルーカー(2027年まで保有可能)、ホワイトソックスのトミー・ファム(1年契約)、エンゼルスのテイラー・ウォード(2026年まで保有可能)の3人をトレード市場に出てくる可能性が高い外野手としてリストアップしており、この3人のうち誰かがブレーブスのユニフォームを着ることになるかもしれない。

モロシ記者は「今季のどこかの時点で外野手がジョージア州アトランタにやってくるだろう」と語り、ブレーブスが外野手補強に動くことを予想した。

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