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David Shepardson
[ワシントン 28日 ロイター] - 米国で成立した中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の禁止法を巡る訴訟で、ワシントンの連邦控訴裁判所(高裁)は28日、迅速に審理を行う日程を示し、9月に口頭弁論が始まることになった。
同法は中国の親会社、字節跳動(バイトダンス)が米事業を来年1月19日までに売却しない場合、国内でのアプリ配信を禁じる内容。米司法省やティックトック、バイトダンス、コンテンツクリエーターらが迅速審理を求めていた。
クリエーターらは今月14日に同法の差し止めを求める訴訟を起こした。ティックトックとバイトダンスも、同法が言論の自由を侵害しているとして提訴している。
審理日程によると、クリエーター、ティックトック、バイトダンスは6月20日まで、司法省は7月26日までに準備書面を提出する必要がある。
ティックトックと司法省は、法律の期限までに最高裁の判断を仰ぐ可能性も踏まえ、12月6日までに判決を出すよう求めている。