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[パリ 27日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンの男子シングルス1回戦で敗退を喫したラファエル・ナダル(37、スペイン)が、次の目標は今夏開催されるパリ五輪でのプレーだと語った。
四大大会22回優勝のナダルは27日、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦し、3─6、6─7、3─6のストレート負け。キャリアで初めて全仏1回戦で姿を消すことになった。
今季限りで引退するとみられるナダルは、この2年間、満身創痍の状態で戦ってきたと話し、「きょうの時点では何も言えないが、今の一番の目標は五輪でプレーすることだ」とコメント。
7月1日には四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権が開幕するが、芝コートでプレーした後に五輪のクレーコートへ移るのは自身の体を考えると「賢明ではないと思う」とし、ウィンブルドン欠場を示唆した。
ナダルは2008年の北京五輪でシングルス優勝に輝き、その8年後のリオデジャネイロ五輪ではダブルスで優勝。自身3つ目の金メダル獲得を狙う。