コミュ力アップに最適 鳥取赤十字病院で新聞講座 新人看護師ら受講

楽しみながら新聞制作に取り組む受講者

 新日本海新聞社が取り組む「社会人のための新聞講座」が24日、鳥取市尚徳町の鳥取赤十字病院であった。新人看護師や技師ら23人が新聞の特性と効率的な読み方などを学び、オリジナル紙面の制作を通じて地域の情報に目を向ける必要性を実感した。

 ビジネスに新聞の活用を図る取り組み(NIB)の一環として開催した。講師は本紙読者センターの担当者が務め、新聞とインターネットの違いやそれぞれの特徴を解説したほか、社会人として必要なコミュニケーション力を高めるきっかけに新聞記事を上手に使ってほしいと強調した。

 このほか、「鳥取の魅力」をテーマに各自が切り抜いてきた記事を貼り付けて紙面を制作するワークショップも開かれた。参加者は豊かな自然や食、子育てなど、それぞれの目線で記事を選び、特色ある紙面を作り上げていった。

 受講した房安皓大さん(30)は「学んだことを生かし、新聞やインターネットを併用して自分なりに正しい情報を吸収したい」と振り返った。

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