三井不動産グループ/「タイム珈琲店 銀座店」にAI顔認証技術を導入

三井不動産グループのクリューシステムズは5月28日、「カラオケ館」を運営するB&Vの新業態カフェ「タイム珈琲店 銀座店」の無人店端末に、AI顔認証技術を導入したことを発表した。

<AI顔認証で年齢判定>

AI顔認証で深夜帯に入店者の年齢判定を行うシステムとして採用。5月8日のグランドオープンから運用を開始している。

深夜帯に18歳未満の入店が確認された場合、バックヤードに控えている従業員にリアルタイムに通知するというもの。適切な対応を行う事で、深夜帯の18歳未満の利用を防ぎ、無人店舗運営が可能となる。顔認証AIシステムを、本人特定ではなく、年齢判定にのみ利用することで、個人情報保護にも適合。安全な運用を可能にした。

クリューシステムズは、これまで三井不動産のグループ会社として、主に三井不動産関連の大型施設・商業施設・スマートシティなどで各種AIカメラを導入し、多数運用してきた。

同社のAIシステムは、エッジAI処理を特徴とする。用途によっては、映像データから分析したAIデータのみ取り扱う事で、個人情報保護に配慮した運用が可能。また、エッジAI処理により、リアルタイムに検知通知を行うこともできる。

<タイム珈琲店>

■クリューシステムズ
https://www.crew-sys.com/

■タイム珈琲店の関連記事
カラオケ館運営会社/銀座にドリンク飲み放題カフェをオープン

© 株式会社流通ニュース