名古屋場所、嘉陽が新十両に 生田目も昇進

夏場所9日目、吉井(手前)を攻める嘉陽。突き落としで破る=20日、両国国技館

 日本相撲協会は29日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月14日初日・ドルフィンズアリーナ)の番付編成会議を開き、日体大出身の嘉陽(24)=本名嘉陽快宗、沖縄県出身、二所ノ関部屋=と、生田目(22)=本名生田目竜也、栃木県出身、二子山部屋=の新十両昇進を決めた。

 嘉陽は2022年夏場所に三段目90枚目格付け出しでデビュー。生田目は20年初場所で初土俵を踏んだ。

 再十両は膝のけがで三段目転落から再起した藤青雲(26)=本名東龍輝、熊本市出身、藤島部屋=が6場所ぶりに復帰。年寄「尾車」を襲名した元幕内琴恵光ら13人の引退も発表した。

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