中国浙江省杭州市を走る自動運転バス、市民の足に

中国浙江省杭州市を走る自動運転バス、市民の足に

22日、杭州未来科技城の道路を走行する自動運転バス。(杭州=新華社記者/黄宗治)

 【新華社杭州5月29日】中国浙江省杭州市余杭区の杭州未来科技城にある自動運転接続モデル路線は、自動運転を行う同市初のバス路線となっている。全長は約5キロで、学校や産業パーク、居住区、地下鉄駅を経由する。市民は無料で利用できる。

 自動運転バスは、走行ルートに沿って高精細カメラやレーダーなどのセンシング機器を配備することで道路の状況を全面的に把握し、車両と道路のスマート相互接続を実現する「路車協調」技術により、運行の安全性を効果的に高めた。実証線に投入されたバスはインテリジェント・コネクテッド・ビークル(ICV)で、安全員が乗車する。緊急事態が発生した場合、安全員が直ちに車両を制御して乗客の安全を保障する。

中国浙江省杭州市を走る自動運転バス、市民の足に

22日、杭州未来科技城の道路を走行する自動運転バス。(杭州=新華社記者/黄宗治)

中国浙江省杭州市を走る自動運転バス、市民の足に

22日、杭州未来科技城で、自動運転バスに乗車する安全員。(杭州=新華社記者/黄宗治)

中国浙江省杭州市を走る自動運転バス、市民の足に

22日、杭州未来科技城で、自動運転バスに乗車する市民。(杭州=新華社記者/黄宗治)

中国浙江省杭州市を走る自動運転バス、市民の足に

22日、自動運転バスの車内に設置された、路面情報や走行状況をリアルタイムに表示するスクリーン。(杭州=新華社記者/黄宗治)

中国浙江省杭州市を走る自動運転バス、市民の足に

22日、スマートフォンで自動運転バスの乗車を予約する市民。(杭州=新華社記者/黄宗治)

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