［パリ ２８日 ロイター］ - テニスの四大大会７回優勝のマッツ・ビランデル氏は、全仏オープン初戦敗退となったラファエル・ナダル（３７、スペイン）について、同大会のほぼ全ての選手に勝てるレベルだったと話した。
２０２３年の大半を負傷で欠場したナダルは、２７日の１回戦で第４シードのアレクサンダー・ズベレフ（ドイツ）と対戦し、３─６、６─７、３─６のストレート負け。それでも、かつての輝きをほうふつとさせるプレーも見せた。
元全仏王者のビランデル氏はユーロスポーツに対し、この日のナダルは「ドロー表の９０％を打ち負かす」パフォーマンスだったとし、「これほどのプレーをしていたナダルを倒せる選手はひと握りだろう。そして、ズベレフは１回戦で当たり得る最悪の相手だった」とコメントした。
