国分西日本が輸入洋酒展示会 グループ力生かし提案

国分西日本は14日、グランフロント大阪で輸入洋酒展示試飲会を開いた。料飲店や酒販店、ホテル、バーなど得意先200人強が来場。ワインを中心にリキュールやウイスキー、焼酎など270種類の商品を集めた。

新商品はJモローのシャブリ特級や1級など1万円を超える高級品、秋に発売を予定するテネシー・ウイスキーなどを提案。リキュールは新たに扱いを始めたコカレロをコーナー化した。ナイト系の店を中心に、40代以下から強い支持を得ているブランド。販売するアンフィルターの檜山雄輝西日本統括本部長は「新たに手に取りやすい375㎖(上代1千500円)のサイズを投入した。市販用にも広げたい」とアピールしていた。

今回は国分グループのヌーヴェル・セレクションも出展。フランスのブルゴーニュやシャンパーニュを中心にスペイン、オーストリアのワインを扱う。西日本営業部の上野渉氏は「職人の作る本格的なワインを揃えている。赤は薄旨、白はミネラル感があり、日本人の舌に合う味」とセールスポイントを述べた。

国分西日本マーケティング部の溝口明彦部長は「ここにきて業務用の酒類は復活しているが、ワインの消費は伸び悩んでいる。もう一度、ユーザーの方々に商品をきちんと紹介し、特徴や良さを見直してもらいたい」と話していた。

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