『ゴッドファーザー』のプロデューサー、アル・ラディが死去

『ゴッドファーザー』『ミリオンダラー・ベイビー』でオスカーを受賞した有名プロデューサー、アルバート・S・ラディが亡くなった。94歳。本人の希望で、葬式は身内のみで行うという。

ラディが『ゴッドファーザー』を製作した時の苦労話は、最近、マイルズ・テラー主演の配信ドラマ『ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男』で描かれた。このシリーズで、ラディは製作総指揮を務めている。

ラディはモントリオール生まれ、ニューヨーク育ち。南カリフォルニア大学を卒業後、テクノロジー会社でプログラマーとして働き、シットコム番組の製作でハリウッドの仲間入りをした。

彼が手がけた映画には、『ロンゲスト・ヤード』、『キャノンボール』、『ヘブンズ・プリズナー』、『クライ・マッチョ』などがある。

ご冥福をお祈りします。

文=猿渡由紀

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