今季47試合に出場、フィオレンティーナで復活のアルトゥールは「またフットボーラーに戻れたような気分」

今季の充実を喜ぶアルトゥール・メロ(写真左)[写真:Getty Images]

フィオレンティーナの元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)が、現在の充実ぶりを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

所属先のユベントスで売却候補となり、昨シーズンは1年のレンタル移籍でリバプールに加わったアルトゥール。しかし、加入直後に左足太ももの負傷で長期離脱を余儀なくされると、復帰後もチームに居場所はなくプレミアリーグに出場しないままユベントス復帰となった。

今シーズンは、フィオレンティーナに買い取りオプション付きのレンタルで加入。新天地でついに安定した出場機会を得たアルトゥールはパフォーマンスを向上させ、ここまで公式戦47試合出場2ゴール4アシストを記録している。

スペイン『Relevo』のインタビューに応じたアルトゥールも、現在の手応えについて強調。チームはヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝を控えている中で、今シーズンの充実ぶりを喜んでいる。

「とても良い気分だよ。本当、驚くくらいにね。キャリア最高の瞬間だ。フィジカル的にも、ここ数年で最も多くの出場時間を記録したシーズンだった。そして僕はいくつかのリーグやチームでプレーし、より多くの経験を積んできたと思う。だから、精神的にも成熟度にも素晴らしいものだ」

「レギュラーとしてプレーすることは重要だね。フィオレンティーナを選んだのも、それが目的の一つだった。僕の問題はいつだってフィジカル面だったんだ。週に3回プレーすべき場面もあるけど、コンスタントにプレーしていれば自信もつくし、多くの時間をプレーしたいと思うようになる」

「またフットボーラーに戻れたような気分だ。さっきも言ったように、僕のキャリアの中で最高の瞬間だと思う。グレミオを離れて以来では、間違いなく最高の瞬間だね。1試合も欠場せず、いつでも試合に出られる状態だった 」

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