先発陣の新たな柱へ…巨人・堀田賢慎、5年目の本拠地初勝利なるか ソフトバンク・大関は1カ月ぶり白星めざす

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ブレイク期待の2019年ドラ1右腕

開幕から約2カ月、今年もセ・パ交流戦の季節がやってきた。東京ドームではセ・リーグ最多タイとなる2度の交流戦優勝がある巨人と、12球団最多8度も交流戦を制しているソフトバンクが激突。29日の第2戦の予告先発投手が発表され、巨人は堀田賢慎、ソフトバンクは大関友久が先発マウンドに登る。

堀田は青森山田高から2019年のドラフト1位で入団した23歳の右腕。昨季は右肩の故障もあって3試合の登板に留まり、勝ち負けなしの防御率8.10と結果を残すことができなかったが、今季はここまで10試合の登板で3勝1敗、防御率1.50と好調。開幕当初はリリーフだったが、直近3試合は先発に回って2勝1敗。速球とチェンジアップを軸にゴロを量産する投球スタイルで、ゴロアウト率は43.2%を誇る。

ここまで一軍通算勝利は5勝。今季挙げた3勝はすべてビジターでのもので、思えば2022年の2勝も神宮で記録。プロ5年目、通算22度目の登板で本拠地初白星を目指す。

6戦2勝も負けなしの左腕

一方のソフトバンクは昨季の開幕投手・大関友久が先発。このところは間隔を空けての登板が続いており、今回も中9日のマウンドとなる。

昨季は大役を務めるなど大きな期待を受けていたが、体調不良もあって5勝止まり。今季もここまで6試合の登板で2勝0敗と、白星のペースこそ上がっていないが防御率は2.57と安定したパフォーマンスを披露している。

4月24日のロッテ戦以来、約1カ月ぶりの勝利を掴むことができるか。こちらも注目だ。

その他の試合の予告先発は以下の通り。

ヤクルト・小川泰弘-ロッテ・種市篤暉(神宮)
DeNA・ジャクソン-楽天・内星龍(横浜)
中日・小笠原慎之介-西武・隅田知一郎(バンテリンドーム)
阪神・大竹耕太郎-日本ハム・伊藤大海(甲子園)
広島・森下暢仁-オリックス・田嶋大樹(マツダスタジアム)



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