MMAデビュー戦の女子ムエタイ世界王者が“40発の猛ラッシュ”KO! 勝って正座し合掌=海外MMA

MMAプロデビューのアマムエタイ世界女子王者が“仁王立ちの猛ラッシュ”KO!(INVICTA公式SNSより)

5月22日(土・日本時間)に米で開催されたInvicta on AXS TV』で、怒涛のパンチ&ヒジ連打KO劇が起きた。
プレリム第1試合の女子フライ級マッチで行われたエリス・ポーン(36=米国)vsクリッシー・ヤンドリー(39=米国)の一戦。

両者ともにプロMMA初参戦ながら、キックボクシングやムエタイなどのプロ戦の実績を持つ。ポーンに至っては、ムエタイアマチュア世界大会で3度の優勝を飾っている。

試合序盤からムエタイ特有の後傾立ちの構えで、前蹴りと右ローで試合の主導権を握るポーン。2R、ポーンの太ももとカーフ(膝下、ふくらはぎ)への右ローを何発も被弾し、ヤンドリーの足が止まり始める。するとここでポーンが怒涛のパンチ&ヒジ連打!

ケージを背にするヤンドリーの前に仁王立ちの様に立ちはだかり、鬼気迫る表情のポーンが17秒間で40発を浴びせた。被弾するヤンドリーは頭を抱える様にガードしながらなす術なし、レフリーが試合を止めた。勝ったポーンはタイの仏教徒のように相手に向かい静かに正座し合掌。頭を下げた。

女子選手のみが参戦する総合格闘技団体では世界最大級の規模を誇るINVICTA。今年から全米中継のある『AXS TV』での大会放送が決定し、米国内では以前より大会への注目度が上がった。それゆえ、第1試合に激しいフィニッシュ劇が起きたのかもしれない。

▼アマムエタイ女子世界王者が仁王立ちで怒涛の猛ラッシュKO!

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