鈴木彩艶は「ベルギーで最も評価の高いGK」 データで証明、2位に8ポイント差の最高点を海外称賛

シント=トロイデンの鈴木彩艶【写真:STVV】

鈴木彩艶のプレーをデータで評価

ベルギー1部シント=トロイデンの日本代表GK鈴木彩艶は、今季公式戦32試合に出場してシーズンを終えた。21歳の守護神についてデータ分析サイト「DataMB」はパフォーマンス指数スコア94で国内最高評価を与え、2位に8ポイント差をつけた。

2002年生まれの鈴木はガーナ人の父と日本人の母を持ち、米国生まれの浦和育ち。浦和の下部組織で研鑽を積み、16歳でプロ契約を結んだ。190センチ93キロの体格を生かした身体能力に定評があり、2024年パリ五輪世代きっての有望株として注目されてきた。

日本代表の守護神としても成長が期待される鈴木について、データ分析サイト「DataMB」はパフォーマンス指数スコア94で国内最高評価を与えられ、2位のガエタン・クーケ(メヘレン)と8ポイント差をつけた。空中戦勝利率は100%、パス成功率は94%、ゴール阻止率89%などのデータを提示。同サイトは「ベルギーで最も評価の高いゴールキーパー」と称えた。

鈴木に関しては昨夏イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドがオファーを提示。現地メディアからは今夏も獲得候補に挙がる可能性があると報じられた。パリ五輪出場も期待される日本の守護神だが、動向にはさらなる注目が集まりそうだ。(FOOTBALL ZONE編集部)

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