東証午前終値、3万8789円 金利上昇重荷で続落

東京証券取引所

 29日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続落した。米ハイテク株高を好感して一時200円超上げた後、長期金利の上昇が重荷となって下げへ転じた。

 午前終値は前日終値比65円85銭安の3万8789円52銭。東証株価指数(TOPIX)は7.45ポイント安の2761.05。

 朝方は前日の米国市場でハイテク株の多いナスダック総合指数が最高値を更新したことを支えに、買い注文が優勢となった。主力の半導体関連銘柄が買われ、相場全体をけん引した。

 ただ、長期金利が一段と上昇すると売りが出て、平均株価は一転して下げた。

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